アクセス解析
Cuatro Dragons
FC2Blog  Admin  Rss1.0 



スポンサーサイト


上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

--/--/-- --:-- -- | edit?



mixiやめ損ねました

category: ◆internet

最近、書きたいけどあんまり公に書くべきじゃないよなというネタが増えて、今日もそんな感じのネタを書きかけたので、いっそmixiとブログを切り離して、mixiはプライベートにしてしまおうかなぁと思い、手続き作業に入った。(実名で登録してたのをやめたのは、そんな思惑からだったのだ)。

FC2のブログに書きかけだったプライベート向け記事を「Ctrl+C」して、mixiにログインし、ブログ切り離しの手続きに入る。

mixiに入ると、マイミクさんたちの日記のヘッドラインが目に入り、いろいろクリックしている内に、気が付くとコメント書き込んだりしていた。そうしてカタカタ書いている内に、mixiとは言えコメントの内容的にあんまり公にされるところで書くのもなぁ・・・と躊躇われるネタになってしまった。そこで、即座にコメントとして書き込まずに、一旦コピーして個人宛にメッセージで送ろうと思い、「Ctrl+C」した。

・・・。あれ?

要するに、そういうことです。消えちゃったわけです。最初に書きかけたものが。俺が今日ここに書きたかったことは、今ここに書いているこんなことじゃなかったのだ。

でも、消えて無くなってしまったら思い出すことも出来ない、言い替えれば、その程度のものだったとも言えるわけだ。僕がmixiの方に限定してまでわざわざ書こうとしていたことは。

(と、ここで、ちょっと何を書きかけたか、おぼろげながら思い出した。けど、今さら書くのもアホらしい。)

___


ま、また機会があれば、切り離しの作業に踏み切るかも知れません。個人的に不愉快だったことや愉快だったことは安心して書けるようになるかも知れん。そうなれば、少しは「楽」になるかもしれんし。

ここで得られる「楽」が自分を甘やかすことにはならないかという心配については、これまでのあれやこれやの実戦経験で自信がついたので大丈夫。

ま、いずれの話です。

・・・今日のBGM・・・
 15分(仮)/Clingon
スポンサーサイト

2007/02/28 23:59 Wed | edit? | trackback(0) | comment(4)



鳥と死神

category: ◆diary

今、資料館の入り口近くの石碑に留まっているのは雌だ。やっぱりこの付近には、二羽いるようです。

鳥というのは、僕にとっては、不意に飛んできて、世界の流れというか空気というか、そういうのをぐにゃっと曲げて全然違う回路を開いてくれるような、そういう存在です。珍しい鳥が目に入るだけで、僕だけしか不幸にしないような不毛な憂鬱からパッと醒めるということが、しばしばあります。

結局その後何度となく遭遇することになった、かの死神ちゃんとちょっと似てる。淀んで固まった世界にピシッとひびを入れたり、ぐにゃりと脱臼させたりしてくれる存在。

さて、明日までに近江国、仕上げるぞ、と。

・・・今日のBGM・・・
 How do you feel?/advantage Lucy

2007/02/27 15:14 Tue | edit? | trackback(0) | comment(0)



久しぶりに♂

category: ◆diary

jobitaki


柳原への通勤途中に。ジョウビタキの雄です。高瀬川で、珍しくキセキレイを見かけたので、何とか写真を撮れないかと近づいていったら、不意に飛んできました。

前に資料館の近くで見かけたのは雌だったから、この近辺になわばりの境界があるのでしょうか。雄を見かけたのは久しぶり。やっぱり見栄えのする鳥です。

キセキレイの方は、残念ながら識別可能な写真は撮れなかった。ハクセキレイよりも警戒心が強いのか、なかなか良い距離に近づかせてもらえませんでした。

週末過ぎたらもう温くなる一方だろうから、ジョウビタキを見るのもこの冬はこれが最後かもな。

2007/02/27 10:00 Tue | edit? | trackback(0) | comment(0)



風邪もまた体の一部か

category: 未分類

二月は結局一日も休日がなかったな。風邪、引きました。のどが痛む。節々が痛い。必ずといって良いほど、無理すると風邪がブレーキかけてくれる。けど、今はブレーキかかってほいほいと止まるわけにも行かない。当分、丸一日休めそうな日がない。とりあえず病院で薬もらって症状抑えて、なるべく起きてる時間は無駄にせず、寝る時間だけしっかり確保する。できるのはそこまで。

ところで、ここ数ヶ月ほど、柳原の特別展の準備期間。今週末が展示替え。そのための資料に目を通したり、キャプション作成編集したり。

戦前期の崇仁に菱野貞次さんという活動家の方がいました。この方が「帝国主義戦争反対、満蒙放棄」という全国労農大衆党の方針に反対して離党するのですが、その際に出されたと思われる彼の声明書を読んだ。この人、君主制の元に社会主義国家を樹立するために、満蒙の地を死守する皇軍を本気で支持し、「戦争反対」を掲げる党の方針に本気で反対していたんだろうなぁ。

人権とか平和とか解放とかって何なんでしょうね。ほんと難しい。

戦争はいやだけど、戦争にしないために戦争しなきゃいけない場面てのは避けられないんだろうな。仕方なくしてしまった戦争を、より大きな戦争に発展させないために、何ができるか何ができないか。

まずは、仕事仕上げて風邪を治すことやな。

_________

誤解のないようにつけ加えておくと、戦争にしないために戦争しなきゃいけないっていう時の後者は、ものの例えです。もちろん、そう言う状況に出くわしてしまったときは、何がほんもので何がたとえか分からないくらいの修羅場になっちゃってるわけだけど。

昔、野坂昭如さんが京大の学祭で講演したときに、「今の人たち反戦運動とかしないよね」という発言があって、それに対してフロアから「いや、私たちはやってます!」という声が挙がった。それに対して野坂さんが淡々と「でも、何か迫力というか切実さがないでしょ、今の運動。」と切り返した。個々の発言はうろ覚えなんだけど、まあ、そんなやり取りだったという印象を受けた。

反戦の意志自体に、戦争に向かっていく人たちの無謀さや勢いやパッションみたいなのに張り合えるものが何かないと、だめなんやろなぁ、というのを感じた次第。もちろん、それ自体が攻撃性や暴力性や他者の排除というものであってはどうしょうもないわけで、そう言う意味では無謀なハンディマッチとも言えるな。

問題の捉え方、考え方が間違っていることを祈りたい気分になる。

・・・今日のBGM・・・
 ガン告知はいらない/トモフスキー

2007/02/26 16:06 Mon | edit? | trackback(0) | comment(0)



2002

category: ◆diary

晩ご飯食べながら、昔録画したコリアジャパンのハイライトを見てた。

ウルグアイもアイルランドも切なくて良かったけど、やっぱりこの大会はボルヘッティのゴールだわ。何度も見てるが、ほんと訳が分らない。なぜあそこでアレをやろうと思いつくのだ。ただの奇跡じゃない、意図しなきゃ出来ないぞ、あれは。

94年のハジの時もそう思ったけど、このゴールを生んだだけで、この大会は成功だというのは言い過ぎだろうか。

2007/02/25 22:18 Sun | edit? | trackback(0) | comment(0)



EVESSAAAAAAAAAAAAA!

category: ◆diary

昨日、夕方の時間の仕事がキャンセルになったので、ぽっかり空いた時間に近所で開催してたbjリーグ見に行ってきた。

12点ビハインドで迎えた4qt、17点差まで開いた残り5分ちょっとから怒濤の反撃。ジェフがFG二つ決めて、ジョーの3ptで10点差。後はもうお祭り騒ぎのような展開、マットがスティールから2pt決めて5点差になり、残り30秒ちょいのとこでデイヴィドの3ptが決まって一気に2点差、最後は終了のブザーと同時のファウルでもらったフリースローをデイヴィドが一つ決めて同点。OT突入。

OTの二本目、最後5秒のところでデイヴィドがフリースロー二つ決めて逆転、一点差逃げ切り。

あの残り五分のとこのジョーの3ptが頭から離れへん。手から放れたボールに神様が舞い降りたみたいな感じやった。4500人が詰まった会場が一気に化けた。そこから先の5分は、ずっと奇跡の神が舞い降りたまんま。バスケットの世界では、奇跡の神さまは、一瞬じゃなくて数分数十秒に宿るのね。ゲームの流れの感じが、サッカーとも野球とも違ってて、ものすごい面白かったわ。

仕事煮詰まってへろへろだけど、あのシュート思い出したら、まだ少し頑張れそうな気がしてくるわ。また絶対に観に行こう。来週の日曜日も余裕があれば・・。

一緒に行きましょうと声を掛けてた人が何人かいるのだけど、日程調整の余裕がなくて、結局一人で見に行ってしまった。お誘いできなくてすみません。めちゃめちゃエキサイティングなショーでした。

みんなでわいわい、というのはまたの機会に。

・・・今日のBGM・・・
 カタチ/滝本晃司

2007/02/25 16:35 Sun | edit? | trackback(0) | comment(0)



もはや地名論とは呼べない

category: ◆geography

例えば、マジョリティに属している人間に不当な処遇を受けた経験を持つ人が、その有限数の経験を昇華させて「マジョリティ」全体を敵視する、ということには、十分な理由がある。実は、起こった事態をもう少し精確に記述するなら、「有限数の」「固有名を持った誰それに」「有限数の」「固有の不快な感覚を伴う」言動を受けた、ということになる。この有限の固有名を無限の一般名に翻訳して「マジョリティ」に「迫害」された、というのは、事実の記述としては精確さのレベルが落ちる。しかし、ここではカテゴライジングの暴力は、一種の正当防衛としては許容範囲であるかも知れない。

けれど、自分自身がそういった経験をしたことのないものが「マジョリティ」と「マイノリティ」のカテゴリーを「事実」として記述すると言うことには、先ほどの場合のような正当性がないように思える。先の場合に、事態の固有性を不当に抹消したことに対する責任が、自分自身が被った不当な被害と相殺している、と考えるのであれば、ここでの場合には、不当な抹消の責任を相殺すべきものが存在しない。だから、さっきの場合とは違った何かが、ここにはその人の「責任」として存在すべきであるように思う。

この点に配慮のない人がマスメディアの名を借りて物語をせっせと作り上げているのだとしたら、そのマスメディアを持つ社会はおそらく不幸な社会であろう。(配慮のある人が、あえて作り上げているのだとすれば、必ずしも不幸とは言い切れないかも知れないが。)

さて、私のいる社会は、どうだろうか。

(本日の「あほりずむ」より)
_________


構築主義の立場が明らかにしたような、「事実」が言語その他の手段を通じて社会的に構築されるプロセス、っていうのは、固有名、固有性を事実からどんどん剥奪していくプロセスでもある。したがって、構築主義の立場から提起される問題の背後には、おそらく固有名剥奪の「裏の事件簿」が沢山放置されているはずだ(無数の固有名の「幽霊」とか「ゴースト」とか言いたくなるなぁ。「仏さん」でもいいか。でも「無縁仏」かもしれない)。

「現在の自分を成り立たせているのだが、そうとは信じられていないような過去(=ニーチェ的、系譜学的過去)」と「現在の自分を成り立たせてもいないし、成り立たせているとも信じられていないような過去(フーコー的、考古学的過去)」)。そんなことを永井均さんが書いていたが*、ここでいう固有名は、多分その両者がまだ未分化の状態、のことであるかもしれない。それが後から発見され現在の事実との関係において成仏させられれば系譜学的過去、単に無縁仏として処理されれば考古学的過去。という整理の仕方はどうだろうか。

*永井均(1991)『<魂>に対する態度』勁草書房.p166

で、こうして固有名・固有性がばっさばっさと抹消されていくのとは別の位相で、過剰な固有名の集積によって成り立っている世界というのも確かにあるわけだ。アニメ、漫画、ポップ・ミュージック、フットボール、鉄道、アーミー、アイドル・・・。生物種のような特殊な一般名も含めることが許されるなら、博物学の快楽の延長線上にある、と言えるかも知れない。

なんなんだろう。この気持ち悪いくらいにキレイさっぱりした棲み分け方。方やあらゆる固有名が物語に服従していく世界、方やあらゆる物語が固有名に服従していく世界。前者は、無限の主語が有限の術語に収束していくプロセス。後者は、有限の主語に無限の術語が従属していくプロセス

(前者を「無限の主語」後者を「有限の主語」としたのは、固有名が過剰に集積される世界では固有名はそれとして存在している以上有限の存在であり、逆に抹消されてしまって存在しなくなった「固有名」はそれゆえに無限定だから、という考え方によります。とは言え、固有名が術語になる場合など、まだまだ考えきれていないことも多い。主語・術語という言葉で整理しようと思ったのは、西田哲学の場所論を少し意識しているから)。

市場の原理・貨幣の経済ではなくて、文法の原理・言語の経済に内在することで、前者に目配りしている人に見えている今の社会の問題と全く同じものの後ろ姿が見えてくるかも知れない、という気がふとした。だとすると、人文地理学とかって格好のフィールドだわ。とりわけ鉄道ファンと親密性が強い日本の地理学だからこそ、そうでない余所の言語圏の地理学者には見えていないものが見えてくる可能性はあるかも知れない。

何より、「地名」というもの自体が、翻訳不可能な固有名でもあったり翻訳可能な一般名でもあったり、主語になったり述語になったり、「もっぱら述語となって主語にならないもの」でもあったり「もっぱら主語となって述語とならない」ものでもあったり、それにも関わらず、日常その矛盾が露呈することがないという意味では、まさにさっき言った「キレイさっぱりした棲み分け」の縮図であるようにも思えるのです。

・・・今日のBGM・・・
 スタンドアップ/トルネード竜巻

2007/02/24 11:41 Sat | edit? | trackback(0) | comment(0)



喜んではいけないのだけど

category: ◆diary

晩の仕事が一件キャンセルになった。

「お大事に」と「神様ありがとう」を心の中で繰り返す。お互いがぶつからないようにバランスを取りながら。

2007/02/24 01:28 Sat | edit? | trackback(0) | comment(0)



課題は最初の一歩

category: ◆diary

テニス、再開した。

今まで50で張っていたのを、40で張っている。何で今までこのテンションにしなかったんだろう、と悔やまれるくらい、打球感がいい。

特に、フォアのリターン。これまでは、打球感がしっくりくることが少なくって、面だけ整えてあまり振り切らずに返すことが多かったのですが、今は振り抜いてもきちんとコントロールされたボールが返ってくれます。ちょっと速めのサービスに対してあのリターンがコンスタントに返せれば、ゲームやっててかなり楽だろうなぁ、という気がします。

ただ、ラケットの方は良いとして、年齢とブランクのせいか、ボレーの時に足が前に出ていかないのが何とももどかしい。あともう一歩が出ない。正確には、最初に一歩が出てないから最後に追いつかなくなっているわけだが。

二、三回やってるうちに勘が戻ると思ったんだけど、ラケットワークはともかくフットワークに関しては、今までになく勘の戻りが遅い。ちょっとあまりに悔しくて情けないので、何とかもう少し動けるように、足元に集中して練習しようと思います。

この年になって無意識の体の動きをコントロールするのはなかなか大変。妙なベテラン意識がついつい邪魔しがちだから。変なところで色気が出て、小手先のトリックショットに走ってしまったり、とか。悪い癖です。

せっかく心地よい打感を手に入れたんだから、ちょっと遠いのでも合わせるだけじゃなくて、ちゃちゃっと追いついてどしっと構えてパシッと返せるようになりたい。小手先のトリックショットはその先のオプションでもいいわけだし。

トーナメント・プレイヤーみたいに目標となる試合がある訳じゃないので、「ここが課題」ってはっきりさせておかないと、なかなかやる気が維持できないのよな。今までテニスからほとんど離れてたのもその辺が多分原因。

クリア可能で、かつ適度な難易度の課題を、自分で設定するのって、大事なことなのかも、と改めて実感しました。三年前にスクール行きかけたときは継続できなかったけど、今回はテニスまた続けられそうな気がするな。

2007/02/23 17:25 Fri | edit? | trackback(0) | comment(0)



怒りと失恋

category: ◆essay

淡々と
淡々と
淡々と
淡々と
淡々と
淡々と

「淡々と」を淡々と唱えながら、ひたすら自分の仕事に打ち込む。怒りの感情に支配されないように。

あれやこれやの理不尽な世の中的出来事に対して、腹を立てすぎないこと。

腹を立てて立ち上がることで理不尽な世の中を変えられるかも知れない、そう思わせてくれるエネルギーは確かに生じる。けどな、怒りをベースにした正義によってしか物事を正しい方向に向かわせることが出来ないような仕組みこそが一番問題や思うのね。

真っ当な怒りか不当な怒りかを問わず、自分の怒りか他人の怒りかを問わず、人の怒りの感情に触れた次の瞬間、どうしようもなくさみしい気持ちがしてしまう。大事なのは、怒りの表出よりもこの「さみしさ」への気づきなのだ、と思う。期待が裏切られたとき、最初にそこに生まれる感情はさみしさだ。怒りではない。

失恋の寂しさを、恋愛対象への怒りにすり替えちゃいけない。あるいは、怒りに許しが伴っていること。怒らないことに無関心が伴わないこと。

自分をコントロールできない人、自分を大切に出来ない人の怒りは、正義の夢を見させてくれることはあっても、決して何も良い方向に変えていかない。物事が良い方向に動いていくのは、まず自分をきちんと守ることが出来てから。そして多分、その時には、自分の行動によってではなく、無理のない流れで、何となく事態が好転していくものなのだ。

大好きな人たちが、怒りの経済に巻き込まれていくのを見るのが、僕にはとても辛い。何かが一方的に悪いわけでも、誰かが疑問の余地なく悪いわけでも、決してないはずなのだ。

だから、せめて自分の魂が怒りの戦場と化さないように、淡々と、自戒と教訓。僕を好きでいてくれている人たちがいたとして、その人達に対して、僕にはそれしかできない。けど、それは僕にしかできない仕事でもある。

雲が少し切れて、陽が差した。さて、この後、もう一仕事。

・・・今日のBGM・・・
 残像/セロファン

2007/02/22 16:01 Thu | edit? | trackback(0) | comment(2)



世界は固有名か?

category: ◆geography

数日前に気が付いたこと。

「宇宙」とか「地球」とかは固有名と言われると何か衒っている感じが否めないんだけど、「世界」はどうだろう?と考えると、「世界」ってなんとなく固有名っぽいな、という感じがして、そこでやっと少し考えがまとまったのでした。

言霊主義者・意味体験論者の立場からだとこだわりのポイントではあるのですが、実際には「世界」でなくても「宇宙」でも「地球」でもいいし、「ウチ」でも「ポチ」でもなんでいいわけです。

何がかというと・・。

地名、ありますよね。

隣り合う地名を沢山ひっつけて、ひとくくりにしますよね。それにもまた地名をつけるとしますよね。

どんどんとこれを繰り返していくと。

最後には唯一者になりますよね。それ以外には何も他の場所があり得ないような空間が一つだけ出来上がりますよね。

それのことなんです。「世界」という名前をつけた瞬間、ピンと来たのが。

逆に、その唯一者を、どんどん細かく割っていったものが、完全に固有性を失うことが出来るかどうか。固有名と一般名がスッパリと切り離せず、ある程度のグラデーション、連続性を持つのであれば、鉛筆だってオムレツだってある面では固有性を帯びると言えるはずです(地理学において、地名を固有名ではなく一般名との連続性に置いて捉えようと言う議論があるのですが、それをひっくり返した主張になる)。

とまあ、そんな感じで問いを立てることはできまいか、ということに数日前に気が付いたのですが、昨夜ボウラードに興じていて、自分がブレークした10個のボールがカツンと音を立てて散らばったときに、まるで今その場で気付いたかのようにまたそのことを思い出したのでした。

神経が過敏だと、何でも閃きの理由になるもんです。恐ろしいことに。

2007/02/22 12:38 Thu | edit? | trackback(0) | comment(0)



睡眠願望

category: ◆diary

今朝、五時にペカっと目が覚めてしまい、そのあと全く眠りにつけず。そして、今、ひたすら眠い。

不眠が、一段階、まずいレベルに達したかも知れない。

昨日はね、悪いことばかりじゃなくって、良いこともあったんですよ。けどね、悪いことに対して身構えるときの緊張感と、良い知らせに出逢ってそこから解放されたときの弛緩の度合いとが、あまりに不釣り合いで、それがかなりストレスになっているのが分かる。ほら、ガラスとか、急激に冷却したり暖めたりしたら、ぴきっと割れるでしょ。あんな感じですよ。精神が。

睡眠欲が狂ってきているのは確かだ。睡眠への欲求と言うより睡眠への願望と言った方が、正確な気さえする。これが夜になると決まって実現しないのね。

なぁんか、いつかみたいに、死に神くんがふらっと遊びにきそうな、ヤな予感。命に別状無いんだけど、ヤツが来ると、体がとても疲れんのよな。

はぁ。

仕事少し休んでシエスタいただこうかな。

・・・今日のBGM・・・
 砂丘/セロファン

2007/02/20 13:06 Tue | edit? | trackback(0) | comment(2)



独我論者のぼやき

category: ◆works

「少なくともこの僕にとってだけは意味があるのだ」、というところを拠り所にして研究を進めていく。これがちょうど2,3年ほど前の段階。すると、次に出てくる問い(というよりは不安)は、「では、そういう『この僕』はそもそも意味ある存在なのか」というものだ。

意味を問うことそれ自体が、実は無意味なのだとは頭で分かっていても襲いかかるこの不安。

ところで、この不安は、「どうせいずれ死ぬのなら、私の人生になんの意味があるのか」という形を取る場合もあるようだ。(ネーゲルの『コウモリであるとはどのようなことか』で問われていた「人生の無意味さ」のはこちら)。

でも、僕の場合は、無意味であるならこそ、どうせいずれ死ぬというのは、むしろ救いなのではないかとさえ思える。どうせいずれ死ぬということが人生を無意味にしたり有意味にしたりしうるか、ということには定まった答えはないように思う。

ネーゲルが「人生の無意味さ」を「いずれ死ぬのだから無意味なのではないか」という問いとして立てたのは、あるいはネーゲルじゃなくてもそういう形で「人生の無意味さ」をイメージする人というのは、少なくとも「死ぬのでなければ意味があるかも知れない」ような地平に属しているはずなのだ。

じゃあ、「たとえ死なないとしても、それでも全く意味がない」ような生があったとしたら?あるいは、自らのものがそのような生であるように感じられた人がいたとしたら?ここから出発するとしたら、多分、別の書き出し方、別の問いの立て方が必要だろう。

たぶん、僕の出す結論も、ネーゲルのそれと変わらないと思うけど、問いの形が違うからプロセスも全然違うだろうな。

結局、不安の解消は、問いの答えが見つかることではなくて、問いの形がいつのまにか変わってしまうことによって、知らない内に達成されているものなんですよね。

_______

この半年くらい、以前だったらそのまま投稿していた文章を、一部削除して投稿することが増えた。削除するのはあれこれ考えて書いて辿り着いた結論部分。

形式的な結びの言葉じゃなくて、本当に自分で考えて腑に落ちて分かったときの結論てのは、書いて人に読んでもらう以前に、思い付いて自分の言葉になった段階で役割を終えて消費され尽くしている気がするからだ。そういうものに限って、自分にはどうしようもなく迫力ある真実を語っているにもかかわらず、言葉はシンプルで陳腐だったりするのだ。

でも、今日は敢えて残しておいた。自分の言葉の陳腐さに耐えようと思う。

・・・今日のBGM・・・
 自由の真下/セロファン

2007/02/19 11:00 Mon | edit? | trackback(0) | comment(0)



酒と薬

category: ◆diary

最近人酔いしやすくて、今日もまたちょっとストレス過多気味だったので、予定より早めに帰ってきた。ストレスが少なくてすむ仕事が家に待っていると、こういう日はちょっと救われる。

無理したツケはだいたいしばらく遅れてやってくる。一、二月前、確かに思い当たる節がある。事実と現実に目を背けたツケは必ず回ってくる。そういうもんだ。

睡眠薬を飲んでいた時期は、薬がちょうど酒を断つ良い口実になっていたんだけど、今は酒を断つのに自制心とやらを稼働しなきゃ行けないのがちとつらいな。

酒を断とうと自制するのがストレスになるなら、適度に飲めばよいし、酒を断てない自分の弱さがストレスの原因なら、酒を飲まなきゃ気分がいい。こう書くとわかりやすいんだけどなあ。実際にはどっちも入り交じっているからジレンマなのだ。

________

灘儀さん、タイトル取ったってね。スミス夫人好きでした。おめでとうございます。

さて。一仕事終わって結局一杯嗜んで。ニュルンベルクの結果を心待ちにしながら眠ります。いい夢見たい。

・・・今日のBGM・・・
 明日は今日と同じ未来/GOMES THE HITMAN

2007/02/18 18:51 Sun | edit? | trackback(0) | comment(0)



水のいきもの

category: ◆musics

今宮駅で環状線が立ち往生してしまい、車中で三十分。

向かいに座った人が持っていた傘の先からこぼれてくる水が床に溜まって、やがてまるで何かのイキモノみたいに、少し傾いて止まってる電車の床をじわりじわりと這うように流れ出す様子がとても面白くて、じぃっと見てた。

じわ、じわ、と向こうからこちらに寄ってくるヘビのような生き物。決して走り出さない。けど着実に、近づいてくる。道すがら出会った水滴を食い尽くしながら、だんだんと足元に忍び寄る。

水滴を飲み込む瞬間、じわじわした歩みが一変し、頭の形がぐしゃっと変わる様子がまたとても面白い。寄生獣が変身して人を食うときみたいな。一瞬だけいびつな形に変わって、またすぐに元の丸い頭に戻る。

やがて、僕の足元にやってきたそのいきものは、シートの壁に頭をぶつけて息絶えた。

止まった電車の三十分、たった2、3分の出来事だったけど、残りの二十数分よりも濃い時間だった。

____
ただ何となく、理由なしにユーウツで前向きに仕事する気が起きない今日みたいな日は、やっぱりGさんの日。そんな日に限ってまた天気までとってもGさん日和なんだな。

・・・今日のBGM・・・
 雨のイキモノ/滝本晃司

2007/02/17 19:23 Sat | edit? | trackback(0) | comment(0)



オクハリマとサンピエール

category: ◆drink

昨日、純米の奥播磨一升瓶とワンカップの吟醸酒二本(南と臥龍梅)買って帰ったはいいが、番に急遽仕事が入って飲めなかったので、さっきやっと開栓。

お供は、今日の昼に阪神の地下で買ったマトウダイとサバとサゴシ。マトウダイはおろして少しだけ塩して造りに、サバとサゴシはきずしに。

それと、三日前にベーコンとワタリガニで二種類グラタン焼いたときに、残ったベシャメルをそれぞれ一緒くたにしたやつを使って、マトウダイの肝と身のムニエルでグラタンを一皿焼いた。ホンマは、肝は生のままポン酢で頂きたかったけど、仕事が終わってないときに捌いてしまったので、致し方なく火を通した。仕事終わってからだと苦くなる気がしたので。でも、生でも少しつまんだし(酒には手を出さず)、グラタンもハズレじゃなかったね。

そもそもが、グラタンとかトマトとか洋風のコッテリしたのに合わせたいのと、冷蔵庫が小さいから常温でも置いとけるもの、という条件でお勧めしてもらった一本。奥播磨純米山田錦八割磨き(実は曰く付きらしいが)。モルツのプレミアムが冷蔵庫に入ってれば、無敵の自炊生活。

いやはや、なんとも幸せなひとときでした。YさんCさんに感謝感謝。

マトウダイのアラで取った濃いめのスープが残っているので、これはまたパエージャに。風味付けはカレーか黒七味。スパイシーなものと日本酒の(ビールを凌ぐ)組み合わせの妙って、まだ発見できてないにゃ。

プレミアムもよいけど、久々にサミュエル・アダムスかバドヴァー、買っておくか。

2007/02/17 01:43 Sat | edit? | trackback(0) | comment(0)



志賀の山越えて近江探訪

category: ◆works

今日一日で100箇所ほどまわった。もちろん地図の上で。寺が多くてかなわん

京大の敷地を突っ切っていく志賀越道が、御影通りを越えて、延々と大津の滋賀里まで続いているのを見て、思わず唸ってしまった。いつも使ってたあの道がねぇ・・・。

車持っててカーナビ使ってる人からしたら日常の感覚なのだろうけど。

まだこなせそうだけど明日に響くのでここらでしまい。

・・・今日のBGM・・・
 Love Me Do/The Beatles

2007/02/16 23:19 Fri | edit? | trackback(0) | comment(0)



手紙

category: ◆essay

詩人の方たちにお手紙を書きました。

(メールでの案内では、「博士」と間違って紹介されてしまいましたが、僕は博士の資格を持っていませんので、その点お断りさせていただきます。)

論文の抜刷りをどかっと発送して、しばらく経ちます。いろんな方から、お返しの抜刷りを頂いたりもします。

お返しの抜刷りだけでなく、そこに同封されているお手紙を読むにつけ、人文地理学の論文はきっともっと刺激的で面白い読み物であることができるはずだ、と思ってしまうのです。

地理学を勉強してるからこそ面白いと思えるような手紙、というものがあるのだから、地理学の論文そのものがそんな手紙たちと同じくらい面白くなることだって、工夫次第では可能なはず、と。

メッセージの力強さと押しつけがましくなさのバランスは、相手に届けたいという思いの切実さと、届けたい相手はどこまで行っても自分とは異質な存在であることへの賢慮、その辺の兼ね合いで決まるんだろうな。

そして、自分がバランス取れてるかどうかは、自分一人では分からなくって、向こうからバランスの取れたメッセージが届くことで、辛うじて「かつて間違ってなかった」ことが伺い知れるにすぎなくって。

論文と手紙。

僕の書いたお手紙の右にリンクがあるのですが、「新 サルでもわかるレトリカル」、お勧めです。論文書くときにこっそり活かしたいところ。

・・・今日のBGM・・・
 手紙/Clingon

2007/02/15 11:08 Thu | edit? | trackback(0) | comment(0)



ちょっと驚いたニュース

category: ◆football

昨日のニュース。

元マンUで元ロシア代表の快速ウィンガー、アンドレイ・カンチェルスキスが引退。

引退って。まだ現役やったんかいな。

・・・今日のBGM・・・
 クレイジーファミリーパック/オセロケッツ

2007/02/14 16:44 Wed | edit? | trackback(0) | comment(0)



健全に無鉄砲

category: ◆diary

昭和町での仕事の帰り、無性に夜食を取りたくなって、久しぶりに大国町の「無鉄砲」の暖簾をくぐる。

こってこてのとんこつが売り切れだったので、Wスープで我慢。

ちょっと夜遅くまで仕事したときに、昼間だとまず選択肢に上がらないくらいこってりしたものが食べたくなる。そういう食欲だってまたある意味じゃ健全ではある。

下総の次は西に飛んで近江、その次は北に飛んで越後の予定。甲斐の国はその次があれば。

・・・今日のBGM・・・
 A Hard Day's Night/The Beatles

2007/02/13 23:26 Tue | edit? | trackback(0) | comment(0)



話し相手は

category: ◆diary

誰とも喋らないまま、日が暮れた。

この日確かに僕は生きていたけど、そのことを証言してくれる人は一人もいないことになる、のだろうか。

・・・今日のBGM・・・
 話し相手は枕/トモフスキー

2007/02/12 22:35 Mon | edit? | trackback(0) | comment(0)



財布の紐が切れる音ほど心地よいものはない

category: ◆drink

一仕事終えて、わりと遅くまで開いている近所のスーパーで晩ご飯の種を探してぶらぶらしていると、ふと青果売り場に置いてあったライムに目が止まり、おもむろに手に取って値札に目をやった。

「¥100」

その瞬間、プツン、と心地よい音が心に響いた。

酒売り場でストリチナヤとモルツ・プレミアムを拾い、お菓子売り場ですずカステラとザラメおかきにかち割り氷、そしてどうせだからと切らしていたコーヒー豆や食パン、夕飯に使うベーコンとジャガイモとレモン・・・もう一品行っとけとばかりに冷凍ピザ・・・。

不思議なことに、こういう買い物は後悔しないし無駄がないものである。やはり幸せを少なくする最大の元凶は「迷い」なのだと感じる。

nodate


フレッシュ・ライムを使った、オリジナル・レシピの野点カクテル。何年ぶりやろ、ってくらいに久しぶりに飲む味。衝動買いの味は格別なり。

明日は、朝テニスして午後は旧東葛飾郡北部を旅してまいります。

・・・今日のBGM・・・
 bambi/advantage Lucy

2007/02/11 23:37 Sun | edit? | trackback(0) | comment(0)



ドランブイ

category: ◆drink

久しぶりに、ワンショット冷凍庫で冷やして飲む。たまに飲むととても沁みる。

アテを考えなくてもええ気分になれる酒。ある意味では人類が生んだ最も偉大な酒だと思う。

・・・今日のBGM・・・
 Flight/セロファン

2007/02/10 23:51 Sat | edit? | trackback(0) | comment(0)



物事の底が見えたとき

category: ◆diary

「物事の底が見えたとき」

僕は最初、この言葉によって、「見ないほうが適当に幸せだったような過酷で邪悪な真実を見てしまったとき」というのを意味しようとしていて、そうした内容の日記を書きつづろうとしていたのだけど、この言葉を書いた瞬間に、この言葉は「物事がより深く理解できたとき」という意味にも解せなくはないよな、という気がふとして、その時に、本題に切り込むのをやめることにした。

見ない方が良かった真実なんてこの世界のどこにも存在しないのかも、と思い直すためのきっかけになるなら、言葉が意図をすり抜けていく経験だってなかなか値打ちのある代物かも知れない。

・・・今日のBGM・・・
 春の歌/スピッツ

2007/02/09 23:15 Fri | edit? | trackback(0) | comment(0)



MAPタグをいじる

category: ◆internet

朝テニスして午後仕事。

仕事でちょっとhtmlをいじった。<MAP>のタグを初めて使ったのだけど、あれ、なんかいろんな画像が下敷きに出来るから、幅が広がって面白そうだなぁ。次に自分のとこの模様替えするとき、ちょっと使ってみようと思う。

今日は昨日のあの仕事には手を付けずにゆっくり休みます。その代わり明日一日捧げる。下総残り50頁踏破、とまではいかなくとも、せめて印旛郡から千葉郡にまでは到達したい。

・・・今日のBGM・・・
 手紙/Clingon

2007/02/07 23:47 Wed | edit? | trackback(0) | comment(0)



下総地図の旅

category: ◆geography

そのうちやってしまうとは思っていたが、案の定、地名探索の仕事にはまってしまい、夜が遅くなる。

地名を追いかけてあっちこっち地図を巡る。「この記述だと、だいたいこの辺かな」とか、「この地名は、さっきあの地名探していたときに見つけたぞ」とか。自転車で一人旅してる感覚にちょっと似てなくもない。要するに地図の上での小旅行。

海上郡の銚子から東庄、佐原、多古と来て、神崎の手前で力尽きた。

どう頑張っても1時間で2頁しか進まない。最初なんか、1頁終えるのに1時間近くかかってた。当初は1時間で3頁くらいの作業だと聞いていたのだけど・・・。原因は、たぶん、併合吸収その他の理由で現在の地名と一対一対応していない項目が多すぎるので比定に時間がかかるのと、ついつい検索機能使わずに地図上で文字を追って調べてしまうこと。

地図の上ではアップダウンがないから、自転車と違って往来自由。何より、移動のスケールが大きいよね。自動車運転しない僕にとっては、ヴァーチャルとは言え、スケールと自由度という意味でちょっと経験したことのない移動体験だった。

できれば上総と安房も引き受けたいけど、時間あるかないか。

・・・今日のBGM・・・
 空は動かずに/advantage Lucy

2007/02/06 23:36 Tue | edit? | trackback(0) | comment(0)



私憤公憤

category: ◆essay

現場を生で知らない事件に触れてとても腹が立つことの多かった一月。自分自身の問題が一つ片づいて、晴れ晴れした気分になって家の外に飛び出してみたら、そこは知らぬ間に銃弾飛び交う戦場になっていた、みたいな感じ。

こっちの問題に腹が立っているときには、あっちの問題で腹が立っている人の姿が消えて無くなるのだ。あっちの問題で怒りを覚えているときには確かに見えていたはずの人たちが。そして、その人達が見えている間は、こっちの人たちが見えていない。戦場は、決して均質じゃないし、単一のルールが支配する世界じゃない。なんと言っても、ルール自体がないのだから。

どの事件や問題も、その問題の局面を突き詰めれば社会や人間の本質に関わる大事な問題だと思えるのだけど、それでも、別の問題から眺めてみれば、やっぱりそれは問題は世界のごくごく一部に過ぎなかったりもする。

不当な現実に本気で怒りを覚え、そして現実を変えるために冷静に行動しようとする人がまだまだたくさんいることには、勇気づけられる。けど、怒りを覚えるような現実があまりにたくさん散在しているので、一度にいろいろ目に入ってくると収拾がつかない。テレビ新聞を断っていてさえこの状態だ。

ついつい考えるのやめたくもなる。

こういう時は、考え続ける勇気もさることながら、一時退却する勇気も必要だったりする。複数の問題が並列に見えてしまうのであれば、個々の局面で戦う人とは別の役回りがきっとあるはずなのだ。

とはいうものの、退却前にこれだけは確認しておかなきゃいけない。公憤を私憤として引き受けることのできる人と、私憤を公憤にすり替えることでしか主張ができない人と、その隔たりは絶望的に大きい。そして、近代社会における「パブリックなるもの」の背後にあったのは、いつだって後者のようなエトスだったのではないか。そして、僕が怒りを覚えてパンクしそうになった問題は、例外なくそうしたエトスの持ち主には問題として認識できないらしいのだ。

この認識を一つの戦果としてひとまず退くのなら、そう悪くはないかも知れない。どうせ退いた先にあるのもかつての家ではなく、新たな別の(しかし同じような種類の)戦場になっているのに違いなかろうし。

2007/02/06 11:39 Tue | edit? | trackback(0) | comment(6)



快哉を叫んだ一言

category: ◆diary

ちょっと前に久しぶりに立ち寄った、京都のショットバーでのマスターの一言。

「ヴィトンのバッグ持つんやったら、市バスなんか使わんといて欲しい。タクシー乗らなあかん。品位ちゅうもんがある。」

あはは。

良いものを知るのも大事やけど、自分がそれに値するかどうかの自覚も大事。

昨日阪神の地下で見かけたアイナメがとっても美味しそうだったけど、買わずに我慢。今晩は、帰りにスーパーで見つけた半額売り切りのイワシを食った。

・・・今日のBGM・・・
 B.O.K/100s

2007/02/05 21:30 Mon | edit? | trackback(0) | comment(2)



椿の海

category: 未分類

古い地名辞典に出てくる項目の現在地比定をするお仕事。担当は下総国。

その昔、千葉県の東の方、現在の匝瑳市〔そうさし〕や旭市の境界あたりに、椿海(椿湖)という潟湖があったらしい。全然知らなかった。

数年前の日本地理学会の前に八日市場(今は周辺と合併して匝瑳になった)の辺りで翻訳のための研究合宿したのを、ふと思い出した。今は亡き、丹羽弘一さんもいたっけか。地図で見ると賑やかでこちゃこちゃってしてるように見えるけど、実際にはたいそうのどかで穏やかな土地だったような記憶がある。おぼろげながら。

この地名探索の仕事はとても楽しいのだけど、仕事始めたら文字通りマルチ・ウィンドウ状態になるので、途中で仕事を中断しにくい。必要なウィンドウを一から立ち上げ直すのに時間がかかるからだ。散らかった作業場でやる方がはかどる仕事の典型だ。おかげで、食事の時間を犠牲にしたくない僕はどうしたって睡眠時間にしわ寄せが来ることになる。

なので、僕みたいに夜型ではない人間は、この仕事に向いてないかもしれない。楽しい仕事なのに。

・・・今日のBGM・・・
 目抜き通り/MAMALAID RAG

2007/02/04 21:59 Sun | edit? | trackback(0) | comment(4)



コミュニティ・ビジネスとしての研究活動

category: ◆works

共著って、あんまり深く考えたこと無かったけど、実際にやってみると、いろいろと考えさせられる。

例えば、批判と反批判の主体の問題。ついつい一対一で考えてしまうけど、実際にはそうじゃない。今回、僕らが批判した対象は、一人の著者によるテクストだ。そして、時期が立てばそれへの反論が出ると思うが、その反論は、「誰に」向かうんだろう?

共著者の双方、と言ってしまえばそれまでだが、今回書いたものでは、一応それぞれの役回りをある程度明確に分けて書いている。僕としては、自分が責任持って引き受けた分担箇所への反論であれば、そうでない場所への反論よりも慎重な対応をするだろう。逆に相方が書いた部分への反論やコメントであれば、何よりそこを書いたのが自分でない他人だという点に鑑みて、相方の立場を尊重する心理が働くだろうから、相方より出しゃばって反論に反応することはしないだろう。

けど、これは、あくまで書いてる立場のもんの感覚だ。僕が読む人だったら、果たしてそこまで書いた人を区別しながら読むだろうか?もし区別して読むとしても、それはフツウに一人の人間が書いたものをそういうものとして読むよりも、やや高い労力を要する読み方であることは間違いない。書くものとして、そういう読み方を当たり前のものとして期待するのは、読む人に対して高慢な態度かも知れない。

さらに加えて、著作権の問題。上に書いたような、書いた人が誰か、ということの答えが微妙に錯綜するということが、まず著作権の問題のベースにある上に、投稿規定上の著作権者は学会なのである。

ただ、とてもはっきりしていることが一つある。関係当事者が多くて複雑なため、書かれた内容(字義レベル)の面でも、学術的実践(メタレベル)という面でも、この論文から派生する問題の理解や解決のためには、単純な対立の図式が何の役にも立たないってことだ。このことは、一人の著者が一つの著作を書く営みの蓄積を通じて明らかに出来るよりも、はるかに効率よく明示できたかも知れない。

単純な対立図式での世界認識は、仕組みとしては社会的排除を成り立たせている世界認識と同じなので、限界を感じる。たぶん、運命の恵みにあずかってこの世の中で学問をやっていられる僕みたいな人間は(そして多分ほとんどの地理学者は)、せめてその恩返しとして、多少はそういう問題にも配慮する必要があるよなぁと思うのだ。たとえ、それを社会が恩返しとして認識しないとしても、である。

まあ、でも、今回こういう形で共著の仕事やって身に染みて感じたのは、「構想から執筆、投稿、果ては抜刷り発送の事務仕事にまで、とにかくいちいち日程調整の必要性がつきまとって面倒くさい!」ということだった。けど、何より得がたいものが得られた。

「無償のボランティアでコミュニティの問題を解決するのではなくて、自分の仕事を通じてコミュニティの問題を解決する」という意味では、今回の仕事は、実はかなりコミュニティ・ビジネス的だったのは間違いない。これまでの僕の研究、とりわけ最近二、三年のものは、どれをとってもそういう精神で取り組んでたものだけど、今回のは一番典型的だったかもな。

まちづくりとかコミュニティ・ビジネスとか「について」研究して、その成果を社会に還元するんじゃなくて、研究することが学術コミュニティの活性化につながるような実践を心がけること、学術コミュニティの外にある社会を「より良く」するための知恵を絞るのではなくって、とりあえず今携わっているこのコミュニティをどう活性化させるかのためにこそ知恵を絞ること、そういう方向を目指したいと常々思っていたが、まあやっと一つ形になった。

地理学の謎を突き詰めていった結果、たまたま独我論に行き着いたけど、同時に独我論とは全く相容れない方向にも突き抜けていたわけです。

なぁんて、自分の足跡分かったかのように振り返るにゃまだまだはえーよな。

・・・今日のBGM・・・
 風にあずけて/advantage Lucy

2007/02/04 01:31 Sun | edit? | trackback(0) | comment(0)






Recent Entries

prev< 2007.02 >next
S M T W T F S
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 - - -

Recent Comments

Recent Trackback

Links

Profile

geophile
フリーランスの地理学者です。ひとり家庭教師派遣業のほか、NPOやコミュニティビジネスをターゲットに、ひとり人材派遣業もやってます。

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。