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Cuatro Dragons
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曇天模様の空の下

category: ◆geography

朝、ミスドで何冊か本を読んで執筆中の文章のための言質取り。クワインとデイヴィドソン。基本的に論文とか書く作業は外でやりますが、数冊の本とにらめっこしながら文章を書くとなると、持ち出す荷物が多くなるので、家でやらざるを得なくなる。家でやるとなぜだかどうしてもフラストレーションが溜まるんだよな。でも、明日くらいにはやらなくては。



その後、名刺新しく刷って、今度は別の本を持ってお出かけ。こっちはひとまずお勉強。読むだけ。サッカーではないラテンアメリカと、サッカーのラテンアメリカが、しかしまあなんと分裂していることか。そこにちょっと地理的想像力とか地理行列の世界認識とかいう概念を混ぜて頭の中で和え物にしていたら、またあの独特な気分を感じたのが昨日のことで、今日はもう醒めていたけど、でも面白い本。



エドゥアルド・ガレアーノの『収奪された大地』という本です。ウルグアイ出身のジャーナリストで文筆家。『スタジアムの神と悪魔』というフットボール関係のエッセイも書いていて、そっちは今アマゾン・マーケット・プレイスからの納品待ち。



昨日一昨日と快調に作業が進んでいるのでいい気分です。天気がいまいちなのが、また良い。気分がいいときはこのくらいの方が良好なバランス取れる。



今日新しく刷った名刺、ついこんな配色にしてしまいました。セレステの4年後に向けてということで。





・・・今日のBGM・・・

 バックパッカー/ザ・カスタネッツ


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2005/11/30 23:55 Wed | edit? | trackback(0) | comment(1)



創造と作為

category: ◆diary

仕事が終わった後、cocoroomにてちょっと翻訳の作業と次の草稿を手直し。良い本に巡り会えたので、また色々書いてみたいことが出てきた。ちょうど良い足がかりを得たので、サッカーについてちょっと書いてみたくなった。しかも、地理学系のメディアに。無謀かなぁ。



あと、何となく絵を描きたい欲求が沸いてきた。描けるかな。創作意欲が絵と音楽に結びつくことがほとんどないので、絵を描ける人や音楽を奏でられる人というのが正直言ってとても羨ましい。



絵や音楽に結びつかない理由は、多分「作為」の衝動をどうにも抑えがたいから。「描こうとしている」ということを自覚する自分が居て、その瞬間に萎えるのだ。無作為にザクザクっとモノを作るって事が苦手かも。あるいは、無作為の世界に身を投じるのが恐いのかも知れない。



・・・今日のBGM・・・

 THE BLUE BUS BLUES/爆風スランプ

2005/11/29 23:05 Tue | edit? | trackback(0) | comment(0)



反戦

category: ◆diary

全ての武器が楽器に代わるだけで戦争がなくなると考えるほど無邪気にはなれないけど、スポーツと批評の世界で人間の攻撃性が適度にガス抜きされていれば、もうちょっと戦争に費やすエネルギーも希薄になるんじゃないかな、と思うことはあるな。



・・・今日のBGM・・・

 冬の翼/スネオヘアー

2005/11/28 20:42 Mon | edit? | trackback(0) | comment(2)



悶悶悶悶

category: ◆diary

昨日は友人宅で朝まで飲んで帰宅。昼に起きて出かける。来週土曜日の長居のチケットをゲット。中古のCD屋で、カスタネッツとオセロケッツとステンレスを購入。選挙に行って帰宅。



なんだか悶々した気分なのはきっと、お勉強が前進しなかったせいだ。お勉強が前進しなかったのは、二日酔いで頭が冴えなかったせいなんだが。明日は翻訳に手をつけたいなぁ。



・・・今日のBGM・・・

 ムーン パレス/ザ・カスタネッツ

2005/11/27 19:03 Sun | edit? | trackback(0) | comment(0)



珍味

category: ◆sweets

昨日は、天満橋でOGNの会議。その前に、片町のフーチーウーチーにて翻訳の仕事しながら一服。久しぶりに甘いもの食べたというのを差し引いても、実に素敵なお店でした。寝屋川を望む野外テラス、味とサイズの割には値段も良心的。



夜、仕事終わった後あるお店で、マスターの酔狂がきっかけでわさびの天ぷらをごちそうになった。



是非皆様の舌で直接試してみてください。何とも言えない味がします。



・・・今日のBGM・・・

PUZZLE TODAY/カジヒデキ

2005/11/26 09:36 Sat | edit? | trackback(0) | comment(1)



勉強になりすぎ

category: ◆football

刺激が多い日でした。世界の縁に触れてしまったみたいな。なんでしょうね、こういう日って。



とりあえず、サッカーもウルグアイも僕にとってはかなり特別な存在みたい。そのことの意味が良く分かった。今まで、なぜウルグアイなのか考えたことはあったけど、そんな答えはぜんぜん思いもよらなかった。同時に、僕が日本代表にコミットしない(または、できない)訳も分かった気がした。



エーコとトリフォナスさまさまです。今日、読み終わった。



そして、ちょっと情緒不安定。収穫のあった日はいつもこんな感じだ。



・・・今日のBGM・・・

 また日を改めて/コモンビル

2005/11/23 20:33 Wed | edit? | trackback(0) | comment(0)



オイラーの宝石

category: ◆mathematics

家庭教師のお仕事で対数関数を教えている内に、自然対数とネイピア数eの定義が気になって調べてみた。



そして、ネイピア数eの(虚数i×円周率π)乗は1に等しくなるという、あの等式。



今まで何度も感動してるんですが、毎回感動し飽きることがない。だって、eとπとiですよ。こんな世界があるってだけで、この世界はなんてすばらしいんだろうと思えます。



・・・今日のBGM・・・

 ブルー/カジヒデキ

2005/11/22 22:50 Tue | edit? | trackback(0) | comment(0)



手に汗

category: ◆diary

マスターズカップ決勝、フェデラーvsナルバンディアンを見ていた。



すんごい壮絶な試合。極限状態の人間の強さというか何というか、もはや人間らしさを超越してるなぁ。これでダビド君もついに向こう側の存在になってしまったんだね。おめでとう。



最近、シングルス観戦の楽しみ方がちょっと分かってきた気がする。




2005/11/20 22:32 Sun | edit? | trackback(0) | comment(0)



エーコとウルグアイ

category: ◆football

ウルグアイは敗退してしまいましたが、今回はそれほど落ち込まなかった。いい夢を最後まで見させてもらったな、という気分。そもそも、人口たった300万人の国がサッカーの強豪として名を馳せるっていうことそれ自体が、国民の常識的な幸福の大部分が犠牲にされないと達成されないような、異常な事態なのだろう。



そう考えると、「サッカーしかない小国がワールドカップを逃した」→「アイデンティティの危機、絶望的な喪失感」という想像力よりも、「まあ世の中サッカーだけじゃないよな」っていう醒めた見方も出来るような国になってしまったんだろうなって想像力の方が、もしかしたらリアルなのかもしれない。ウルグアイはなんだかんだ言っても南米の中では裕福な国なのだ。裕福であるが故に、もはやブラジルやアルゼンチンのように、狂おしいほどにフットボールが強い国である必要がないのかもしれないし、実際に代表チームもクラブチームもかつての強さやたくましさはおほとんど陰がない。



そして、こういったサッカーに対する醒めた見方が、サッカーそのものを敵視することにつながる必然性もなければ、僕を含めたサッカー好きを自負する人の心に不愉快なノイズを与える必然性もない。(この点ウンベルト・エーコは、確かに自分で言うように、サッカーそのものを敵視してはいないかもしれない)。エーコのそんな見方を否定せずに受け入れた後で、それでもサッカー楽しいやん、とさらっと言いのけることが出来れば、それが一番健全なんじゃなかろうか。それは、少なくとも感情移入したお気に入りのチームの成績だけで人生かかったように一喜一憂するよりは、ずいぶん健全な楽しみ方というものだろう。



そして、観るだけじゃなくって実際にボールを蹴って遊ぶってことも、その健全さへの第一歩なんじゃないかな。そこには多分、エーコ(を通じて語られた今福氏)のサッカー批評とはまた違ったサッカー批評の可能性があるんではないか、と思う。エーコのように、サッカーに愛されなかったからといって、スローターダイク(=カネッティ)の言うような「真っ黒な大衆」にならなくたっていいはず。僕自身、小中高とサッカーが人並みに出来たことなど全くなかったけど(最近ようやく人並みに遊べるようになった)、そのことがストイコビッチレコバエチェベリを無邪気に賞賛するのをためらう理由には全くならなかった。(いや、ホントに、生で観た選手の中でこの三人の凄さだけはずば抜けてた。)



自分がボールを蹴って遊ぶこと、そしてそれをサッカー文化とは独立に無邪気に楽しむことこそが、実はサッカー文化に対する最も健全でラディカルな批評なんじゃないでしょうか。両足を襲う激しい筋肉痛と体中の打撲痛こそがその証。



以上、トリフォナス著『エーコとサッカー』(解説:今福龍太)、ウルグアイのプレーオフ敗退、昨日のフットサル(最近恒例化しつつある、地理学関係者による京都連合と大阪連合の対抗戦)に寄せての覚え書き。



・・・今日のBGM・・・

 カフェイ/Husking Bee

2005/11/20 18:20 Sun | edit? | trackback(0) | comment(0)



本末転倒か

category: ◆diary

もともとホームページを立ち上げたきっかけは、いずれは自分の書いたものや人の書いたものを公表する一つの場にできたらいいかなぁと思いつつも、まあただの「暇つぶし」だった。



それが、ネーゲルや永井を読み出してからは、あれやこれやの物事、特に時間や自殺、(恋)愛や地域通貨、そして地理学なんかに関して、できるだけ自分の頭と体で哲学的に思考してみるための、日々の気づきをメモしていくための場になっていった。



そうこうする内に、哲学的な思索の助けにもならないような駄文を一種の準備運動というか気晴らしに書くようになった。それがこのCuatro Dragons。



そして、今。



明らかに、閃くことが減ってきてあほりずむの方は更新頻度が落ちてきた代わりに、四龍日記の方は相変わらず毎日更新されてる。



だめだ。これじゃ本末転倒だ。



この傾向、多分mixi始めてからだと思う。この辺りが、どうもmixiの限界なのかな(あるいはそもそも僕が至らないのか)。けど、もう一つ問題なのは、たぶん、閃くのが減ったのではなくて、閃きを捕まえるためにじっと立ち止まって考える忍耐力が落ちたのだ。忍耐力が落ちたのは、忍耐力を落とさなくてはついていけないような周囲のペースに合わせて活動していたからかもしれない。



これからは、もうちょっと、半分くらい意識して社会性を失わないとなぁ。中途半端な状態は周りの人を不安にさせるし、もっと踏み込んでギリギリの所までいかないと、中途半端な状態で不安にさせてしまった周囲とつき合うのは自分自身にとってもしんどいし。



などという理屈をふと思いつきました。要するに、こういう閃きを、きちっと将来の自分にも伝わるような論理的な文章で表現する「頭の体力」が落ちているって事。



今日は、地域通貨関係の小さな研究会に参加させていただいた。「現代思想の冒険者たち」シリーズの『クワイン』も読みすすめた。臨時の家庭教師のお仕事で、指数関数と累乗根の勉強もした。刺激を受けてちょっとずつ頭を筋トレ中。



あと、mixiからの撤退もちょっと考え出した。見るべきものは見つ、の心境。別に死ぬわけじゃないけど、これも一種の自殺とも言える。



・・・今日のBGM・・・

 原色の孤独/尾崎豊

2005/11/18 22:52 Fri | edit? | trackback(0) | comment(0)



まあ、そんなもんさ

category: ◆football

死刑宣告のその瞬間の光景を見ていない分、それほどショックは大きくなかった。ちょっと喪失感はあるんだけれど。



サッカーだけで気分が浮き沈みすることもないよなぁ・・・などと思えるのは、やっぱり『エーコとサッカー』をちょこっと読み始めたからか。



土曜日と水曜日もサッカーです。土曜日はサッカーをしに、水曜日はサッカーを見に。



・・・今日のBGM・・・

 新しいサボ/カジヒデキ

2005/11/17 16:36 Thu | edit? | trackback(0) | comment(0)



本屋にて

category: ◆football

久しぶりに本を買おうという気になって、ジュンク堂で物色した後Amazonを開いたけど、そこでぐぐっと我慢して、図書館で借りて作業することにした。ポランニー、エーコ、クワイン、デイヴィドソン・・・。カタカナの名前の人たちに心揺さぶられたのは久しぶり。



『エーコとサッカー』という本をぱらぱら立ち読みしながら、サッカーをめぐるエーコの態度のその先にあるものついて考えてみた。



ほぼ全世界規模で膨大な固有名詞とその歴史が蓄積されるようなシステムに成り上がったのが、他でもないサッカーという競技だったということに、偶然以外の要因があるとすれば、それはいったい何なんだろうな。



例えば、全世界を熱狂の渦に巻き込むあの4年に一度の祭典ワールドカップが、ドッジボールの大会であるような可能世界、とかって、全くの思考実験に過ぎないのかどうか。



さて、どうでしょう。



生きることに絶望しすぎたり、生きることに希望を抱きすぎたりしないために、可能世界に対する想像力や思考実験能力ほど大事な資質はないと思う。



・・・今日のBGM・・・

 魔女旅に出る/スピッツ


2005/11/16 14:49 Wed | edit? | trackback(0) | comment(0)



善意解釈の原理

category: ◆essay

昼間、ちょっと研究上で気になることがあって、いろいろサーチエンジンの世話になってる内に、久しぶりに哲学・現代思想系のお話に刺激された。



現代思想といっても、最新の流行ではありませんが。



学生時代に、面白いなぁと思った論者の考え方は、ふと今の活動を振り返ってみると、ホント気持ち悪いくらいきれいにつながっていたりする。地域通貨とポランニー、市民活動とギデンズ、家庭教師の仕事とウィトゲンシュタイン。



これもまたおそらくは、自分自身とそれぞれの論者に対する一種の善意解釈。



自分には理解できない他人の話を、それでも理解しようとするときに、始めて本気で知恵を働かせなければならないきっかけが生じるのだと思います。知恵を働かせるスキルはそうやって磨かれていく。そして、「それでも理解しようとする」ということの背景にあるのが、「自分には理解できなくても、その人にとっては整合性のあることを発話しているのであろう」という、ある種の「思いやり」です。



僕は、そうやってどこかで知性の善性みたいなのを信じている。他人の言ったことが理解できなかったときに、それを「あの人の言うことは難しい」という言い方で片づけることだけは絶対にしないようにしよう、というのが日頃僕が特に意識している倫理観の一つ。僕の身に付いてる思考能力とか知恵とかは、多分、そういう倫理観に従おうとする意志の上に身に付いていったものである気がします。



けど、そんな僕の信じている「善性」なるものは「知性」からのみもたらされるものとも言えるので、多分世間的には「悪」にかなり近いものかも知れない。実際に、頭の悪い善人よりもむしろ、ニーチェとか永井さんとか中島さんの物言いにこそ、善意を感じたりしてしまうことも多々。



善意の自己解釈。



今、サイドワークの文章の作成に向けて、クワインとデイヴィドソンのお勉強を始めようと思っています。明日はとりあえず本屋さんへ。



・・・今日のBGM・・・

 #4/Husking Bee

2005/11/15 23:39 Tue | edit? | trackback(0) | comment(0)



帰阪

category: ◆diary

帰宅するなりショックなニュース。WWEのエディ・ゲレロが急逝したそうですね。合掌。



四日間も滞在して、それなりに意識して街を移動したら、さすがに知らない街ではなくなってくる。一度も行ったことがなかったし、知ってる地名の位置関係も分からない未踏の地だったのに、もうすっかりイメージが出来上がってしまった。京阪神と首都圏以外の大都市ってあまりなじみがないので、足を運ぶと地方の大都市独特の雰囲気を感じることがあります。どっしりとしてるんだけど、何か建物や道路とかの間がゆったりしてる感じ。



帰りはJRの高速バスで戻ってきました。関門橋、垂水JCT、阪神高速梅田インター(ゲートタワービル)と、車窓の風景が気になって仕方ない子どもの好奇心を絶妙にくすぐってくれるポイントを経由して、夕方大阪に到着。



今回の学会は実りが多かったです。人の研究を「鑑賞」する技術が少し高くなった気がするな。けど、まあ、反省することも多々。ちょっと勇み足が多くなった。もう少し話す言葉に慎重さが要るわ。



仕事の依頼も入ったし、次の研究プログラムも形が見えてきたし、今週からもまた多忙な日々。でも、学会前忙しかった時期と違って、労力を費やすことによる対価が目に見えやすいタイプの忙しさである分、精神的にはしんどくない。



来年は、どっかで発表します。



・・・今日のBGM・・・

 未だ見ぬ街へ/ロビンズ

2005/11/14 19:02 Mon | edit? | trackback(0) | comment(0)



@福岡

category: ◆diary

フェリーの寝室、階下が爆音いびきおじさんで、ほとんど眠れなかった。おかげで昨日は体を壊しかけたけど、なんとか持ち直しました。



福岡の街を探索できるのは昨日だけだったので、地図だけを持って何の下調べもなしに当てなくバスに乗り継いで適当に市内観光。気になる看板のお店があれば停留所で降りて、適当に歩いて。



宿泊している博多駅前のカプセル、けっこう快適です。たぶん、ここにはたくさんの地理学者が宿泊しているんだろうな…とか思ってたらやっぱり知人に遭遇した。



今から学会。



・・・今日のBGM・・・

 いいわけ/オセロケッツ

2005/11/12 08:45 Sat | edit? | trackback(0) | comment(0)



性悪説とマッド・サイエンティスト

category: ◆essay

身の回りが学問ばっかりの世界ではなくなってから、もう少しで三年経つ。



学問ばっかりの世界には、しょうもないヤツはようさん居たけど、ほんまに悪いヤツというのは居なかった。学問というお高い敷居に守られた牙城の外に出たら、さぞかし悪いヤツがようさん居ていて、その激しさ厳しさといえば学問の世界の中とは比べものにならないんだろうと思ってたんだけど、意外とそうでもなかった。



思っていたよりも、いい人が多くてしょうもないヤツが少なかった。けど、やっぱり、本当に悪いヤツはなかなか居ないな。でも、たぶん、それは僕が本当に悪いヤツになり切れていないからだろうと思う。



世の中を悪くしているのはしょうもないヤツであって悪いヤツではない。世の中をよくするために良い人になろうとするのは、しょうもないヤツだと思う。世の中を良くしようと思ったら、まず悪いヤツになること。このねじれには、絶対に必然性があると思う。



僕は、金の動きそのものを動かすことに興味がないので、その限りでやっぱり本当に悪いヤツにはなれそうもない。けど、マッド・サイエンティストであることによって悪いヤツに近づくことは出来そうな気がする。



マッド・ナチュラル・サイエンティストではなく、マッド・ソーシャル・サイエンティスト。



例えば、『MONSTER』のヨハンくらいに知恵があれば、世界に恐怖をもたらすのと同じくらい、世界に平和をもたらすことは簡単なんじゃないかなぁ、と思ったりする。ニーナとテンマとケンヂには思い切り人間らしく生きることは出来ても世の中を良くすることは出来ない。平和な世の中というのは、それくらい実は非人間的なんじゃないかなー。



通常人間らしいと思われていることを、あけすけに非難されない程度に相対化することが出来たときに、身の回りの人間関係を良くするために何をしたらいいのかが見えてくる、ということは経験的に結構多いのだ。



・・・今日のBGM・・・

 パーフェクト・デイ/永江孝志


2005/11/09 23:43 Wed | edit? | trackback(0) | comment(0)



欠けてる何かは

category: ◆works

昨日は夕方から、OGN主催の起業塾。



起業っていっても、ここの場合は割と地に足着いたコミュニティ・ビジネスの人らが集まる空気を持っているので、やっぱり女性が多い。「一旗揚げたる!」みたいな脂ぎった野心とは無縁。今それを必要としている人がいるし、今自分にも必要だし、そうでなくてもいずれ自分にとっても必要になるかも知れない。とにかく必要な事業だからやる。



そこが健全でシンプルで居心地よい。ちょっとスマートさに欠けるのが玉に瑕だけど。



カマ通貨に関わりだしてもうじき3年。のんびりでもじっくりと活動してると副産物的にいろんな情報を耳にする。ああ、僕一人の手には負えないなぁ、というのがほとんど。そこで、あそことこっちをつなげたら、なんとか展開も変わるんとちがうかなぁとか、これをむこうにもっていったらどうやろ、とか、いろいろつなげていって運に任せるという作戦を覚えた。



今、カマ通は相変わらずよたよただけど、僕もまだ時々使ってるし、畑に行く人も持ってきている人いるし、まだ続いていると言えば続いてもいる。そして、カマ通の行交う現場は、コーディネート力を鍛える現場としてはとても良くできていると思うのだ。



そこで、ボランティア・コーディネート力養成や社会参加のきっかけづくりのためのトレーニング場として、「安心して失敗できる」ことを売りにしたゆる~い地域通貨として、改めて再提案できへんかなぁ。そんなことを考えついたので、とりあえず起業塾を受けてみたのだけど、何かするには何よりも人が足りないよなぁ。極論だけど、金はなくてもいい。人がいる。



まず、起業塾を受けている僕自身が、先頭に立って人を集めてくるようなタイプではない。何かするときは、自分からやるんじゃなくて、成り行きとか縁とか偶然とかがいるタイプなのだ。だから、まずは一緒になって面白がってやってくれる人、探さなきゃなぁ。



ちょっとずつ、できるところから。まずはこうやって情報を流すこと。

2005/11/09 00:29 Wed | edit? | trackback(0) | comment(0)



二兎は追えず

category: ◆diary

「言い過ぎた!」とか「口が滑った!」とかいう事態に出くわしたときに、即座に謝ることが出来る体質にしないとなぁ。覚えるのは得意だけど忘れるのが苦手な体質だから、そうせな精神衛生上ええことない。謝罪は一種の忘却宣言。そうやってリセットして、また楽な気持ちで始められる。



金曜夕方の研究会に参加したいんだけど、福岡行きの予定を立ててしまったので、断念せざるを得ない。学会そのものは12日からなので、参加しようと思えばそういう予定も組めたんだけど、その時は情報を整理できていなくて研究会の優先度を低く見積もりすぎていた。



なんでこのタイミングで・・・などとぼやいても始まらない。



間の悪いことに、せっかく研究会をあきらめたというに、この日の予報は雨模様。走り慣れない町、自転車での移動はきつそうだ。



・・・今日のBGM・・・

 空っぽの日曜日/CHAINS


2005/11/08 12:35 Tue | edit? | trackback(0) | comment(0)



大人の地理学、子どもの地理学

category: ◆geography

ここ何日か、ずいぶんと学会関係の夢を見ます。学会の会場で発表を聞いている夢。



一番新しい論文(?)、タイトルは「ジオグラフィック・マトリックス・リローデッド」に戻しました。学会誌スタンダードに合わせる必要が無くなったので。



改めて読んでみると、結構渾身のパロディだという気がした。



地理学が社会科学であるとして、社会科学の中で地理学は最も目覚めの早い学問だという気がする。子供心に地理的なもの(地図を読む体験、移動の体験)を面白いと感じたことのある人は多分多いだろうけど、それに比べて、子供心に政治や経済、社会を面白いと感じた人というのはそう多くなさそうな気がする。



手元に『人文地理』が一冊ある。読もうと思って持ってきた。そこには、夢中で子どもみたいに面白がっている地理学者の姿はない。けど、大人である覚悟を決めて大人であることを引き受けた地理学者の姿があるのかというと、それもあるように見えないんだな。『人文地理』は、この先どうなるんだろう。漠然とどっちつかずの状態からいきなり大人になることを選ぶのか、それとも一度子どもであることを認めてしまってその後大人になる道を選ぶのか、あるいは、逡巡を連ねている内に気づくと大人になってしまっているのか。



地理学の歴史を眺めてみて、政治学、経済学、社会学的な考え方のインパクトを大きく受けてからまだ半世紀も経っていない。地理学もまた現実の世の中に関わる以上、無邪気なだけでは駄目なんだという自覚が地理学者に生じて、まだそれほど時間は経ってない。



今は、歴史上初めて地理学が子どもから大人になろうとしている時機なのかも知れないなぁ。本当に面白い大人の地理学って、もしかすると僕が死んでからずっと後の時代にようやく実現しているのかも知れない。



子どもの現実は歴史の現実には決して顔を出さない。歴史というのは、必然的に大人の歴史でしかない。子どもの現実が決して歴史には登場しないものとして、それゆえにこそ、何かの存在意義を持つとしたら、このことが大人になりきれない地理学にもたらす光明は大きいんじゃないかな。



とはいうものの、子どもが大人になるのに子どもの魂を全部売り渡す必要は実はほとんどなくて、子どもであるままに、必要な場面でだけちょこっと大人の振りをしていればいいのだ。



というのが、今回の論文のつもりだったんだが、一周多く回りすぎて子どもっぽくなった上に、着地に失敗して青年臭くなってるとことかもあるっぽい。駄目だなぁ。まだまだ死に近づけてない(=老人の目線になれない)。



大人と子どもの間にある問題を問題に出来るのは青年だけだが、それをもっとも正しく見渡すことが出来るのは、多分、老人だけだ。



いかにも地理思想っぽいな。今日の日記は。



・・・今日のBGM・・・

 チーム/トモフスキー

2005/11/07 15:47 Mon | edit? | trackback(0) | comment(0)



情報中毒

category: ◆internet

ある日倒れて意識を失って病院に運ばれて、気が付くと白衣の先生が「あなたは情報中毒症です。しばらくインターネットはお控え下さいね。」なんて言って薬でも処方してくれたらいいのになぁ。



自制心にも限界があるってばよ。



祝京都J2優勝(もちろん、インターネットで知った)。

2005/11/06 20:57 Sun | edit? | trackback(0) | comment(0)



終末感

category: ◆diary

決戦の日は日本時間で11/13と11/17。大陸間プレーオフ、ウルグアイ対オーストラリア。4年前と違って、オーストラリアがAリーグの開幕でちょっと盛り上がってるのが不気味だ。



近づいているのは終わりかそれとも始まりか。ドキドキ。



この二日間、遊びの予定を全て切り捨てて、仕事だけを粛々とこなした。体もガタがきているし、気分的にも何やっても気が晴れそうにない時は、こういう過ごし方も悪くない。



・・・今日のBGM・・・

 Walk/The Love

2005/11/06 18:09 Sun | edit? | trackback(0) | comment(0)



玉ねぎ畑

category: ◆botany





畝四つ分に玉ねぎを植えた。国破れて山河ありとはよく言ったもの。ここに来て作業すると、とりあえず情緒が安定する。



ローズマリーをちょっとだけ摘んで帰宅。ミントの畑は雑草で荒れ気味だけど、もう少ししたらみんな枯れてくれるに違いない。



ほんと、放置農法もいいとこです。



明日は作業日。石鹸を試作、それと学会に持っていく抜刷りを増刷して帳合する予定。



・・・今日のBGM・・・

 密かな線/タイライクヤ

2005/11/05 19:06 Sat | edit? | trackback(0) | comment(0)



フェスティバルゲート・創造都市・文化振興

category: ◆essay

なんだかなぁ。具体的に思うことはあれこれあるんだけど、ちょっと僕が見てるところがミクロすぎる分、やや政治的かもなぁ。



そんなわけで一旦は投稿した文章を削除した。



うまく行けばそれでいいんだよな。僕がココに何を書こうが、それがどう読まれようが、そんなことは関係ない。うまくいくかどうかはそんなことにかかってるわけじゃないんだから。



問題をめぐる温度差はあって当たりまえ。だって、ある意味で、みんな前人未踏の地に立っているんだし。



・・・今日のBGM・・・

 接続/トモフスキー

2005/11/04 23:49 Fri | edit? | trackback(0) | comment(0)



心身二元論

category: ◆diary

心の風邪が体にも感染した。



方々にご迷惑おかけしてしまいますが、本日と明日は休養します。



一昨日の晩、フェスティバル・ゲートのシンポジウム、ちょっと刺激が強すぎた。ここ二日ほど、そのことでずっと考え事していて、かなり気疲れした。「間」にいた分だけ、見なくていいものまでいろいろと見えすぎたように思う。



・・・今日のBGM・・・

 Mighty Shine, Mighty Rhythm/bonobos

2005/11/03 14:56 Thu | edit? | trackback(0) | comment(0)



胃がヨレヨレ

category: ◆essay

やや飲み過ぎ。量の問題ではなく。昨日の晩からなんだかんだと長時間に渡ってアルコールを切らしていないので、肝臓も胃も弱ってるのがよく分かる。



考えることは生きるための手段じゃないな。たぶん、生きることが考えるための手段だ。



体が死んだ後もまだ魂が生きていて考えているという状態は想像可能だ。けど、体が死んだ後には考える魂さえも全く残らず何にもなくなる、ということの方が、よほど想像しがたい。というのか、いったい何を想像したら、それを想像したことになるのかが分からないのだ。



永井さんや中島さんの本でよく分からないところは、そこなんだよなぁ。何かが暗黙に前提されてしまっている気がして、それが僕にはひっかかる。



・・・今日のBGM・・・

 電柱(でんちう)/たま

2005/11/03 00:26 Thu | edit? | trackback(0) | comment(0)



ジャンクション

category: ◆geography

先日、業務用自転車を車で新今宮から箕面に運ぶのを手伝ったときの話。



新御堂から千里中央を抜けて北へ向かったのですが、帰り道にカーナビに移った画像を見て「あれ?」と思ってしまった。千里ICは、これまでずっと勝手にクローバー型のジャンクションだと思っていたのだけど、どうも違うらしい。



直行するタイプはクローバー型とダイヤモンド型以外に知らなかった僕は、カーナビの上で道路のラインが織りなすその模様を見てかなり面食らった。なんなんだ、この道路の交差の仕方は、これでうまくいってるのか?



で、延々と指で線をなぞりながら考えてみると、確かに全方向ノンストップで進行可能だ。思わず感動。しかも、クローバー型よりもはるかに美しい図形。



今まで何度も通った道だけど、こういう形になっているとは知りませんでした。タービン型というらしい。



これ最初に考えた人、すげーよなー。



クローバー型は、実家近くの浦安のが馴染み。あと、ジャカルタ・ヒルトンの横、スディルマン通り(Jl.Jend. Sudirman)とガトート・スブロート通り(Jl.Jend. Gatot Subroto)の交差するとこもクローバー型。僕はこれが最初に体験したクローバー型で、その時もいたく感動しました。



Wikipediaによると、日本最大面積のジャンクションは、ここだそうです。タービン型がひしゃげた形のようですが、高速の出入り口と料金所も絡んでいるので、非常にややこしい。



思わず、全国の地図を検索してジャンクション巡りのヴァーチャル・トリップにのめり込んでしまいました。車の免許も持っていないくせに。



こんなすごい複雑で良くできたシステムを山ほど見ていると、阪急の淡路駅なんてもうちょっとどないかならんのかなぁとか思ってしまう。



・・・今日のBGM・・・

 面影/Lamp


2005/11/01 13:14 Tue | edit? | trackback(0) | comment(0)






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geophile
フリーランスの地理学者です。ひとり家庭教師派遣業のほか、NPOやコミュニティビジネスをターゲットに、ひとり人材派遣業もやってます。

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